殿屈検査 [会の理論]

バランス反射療法「歪みの分類」には
前後系=屈伸系
流れ系=捻じれ系
重心系=L5系   があります。

そして「検査法」には
万歳検査
殿屈検査 
重心検査      があります。

これまでの記事で挙げた様に、
前後系・流れ系・重心系には、互いに相関性はありません
よって、それぞれの検査も分けて行います。
「万歳検査は前後系」 「殿屈検査は前後系・流れ系」 「重心検査はL5」 
の判定となります。

万歳検査については、以前に記しましたので
今回は、殿屈検査について記してみます。

殿屈検査とは、伏臥位で膝関節を屈曲する検査です。
屈曲時における角度 及び 足趾の固定場所 によって

.90度屈曲=C3の歪みが表れる
.2番系屈曲=C2  〃 
.1番系屈曲=C1  〃
.前後系屈曲=仙骨の前後傾  〃

と分類・結果が現れます。
万歳検査を行うと常に(99、9%) 「右腕が伸び・左腕が縮む」 という結果となりますが、 
殿屈検査では、代表的に4分類されます。
「何処の歪みを検査している」
「何処の歪みが何処で現れる」  のかを認識していないと、
非常に困難な検査で、複雑な結果となります。

そもそも、これらの検査の目的は
1.症状の原因となる歪みを見つける
2.治療方針を決める
3.治療結果の判定をする   と言えます。

これまでに在籍したいくつかの会では、
検査の目的、意味を理解することなく

万歳検査の伸びる上肢に 〇〇操法
4の字で固い下肢に 〇〇操法 
殿屈検査で固い下肢に 〇〇操法 を行うという システムが取られています。

ところが、実際、歪みは前後系・流れ系・重心系の歪みが複雑に絡まって発生しているため、
一つの検査の一つの現象だけで 『用いる操法やすべての呼吸』を決定することなどは
とうてい無理と言えます

しかし、バランス反射療法の理論にあてはめると
殿屈検査 だけでも、曲げる角度、持ち方、見る場所で
肩甲骨 及び 仙骨の回旋 傾き 前・後傾
腸骨の前・後傾 開閉 などの歪みと
それぞれに相関する椎骨の歪みを分けて検査できます。 
その結果、どの歪み椎骨に問題があるのか
何を直さなければならないかを知ることができます

例えていうならば
C1の弛緩側 ⇒ 僧帽筋は緊張
C2の緊張側 ⇒ 肩甲骨は前傾 腸骨は後傾   
C3の緊張側 ⇒ 肩甲挙筋は緊張      などが分かります。

そして、バランス反射療法は
C1に対する操法 
C2に対する操法 
C3に対する操法   と
  
それぞれの 椎骨の歪み 並び 相関する歪み を
整える事を目的とした操法の使い分けも行っています
よって、操法後も どの椎骨 及び 歪み が改善され
何処がまだ歪んでいるのかも判定できます。

検査 ⇒ 診断 ⇒ 操法 ⇒ 判定 ⇒ 終了  
 歪みが残っている場合は操法の追加)
が、バランス反射療法での、施術・判定を行う、一連の流れとなります。


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