操法における 固定の重要性 [操法の実際]

私が過去に学んだ いくつかの手技研系の研修会においては
操法を行う時に、手首や足首の固定をきっちり持ちすぎると 関節の動きや可動が読めない 関節や筋肉に捻じれを入れてしまう
という理由で、固定を極めないようにして把握するように教わりました。

ある整体の講習会では、二頭筋操法・三頭筋操法(その講習会では別名称を用いている)などで
手首を固定すると、捻じれが入ってしまう という理由で、
手首を固定せず、前腕を把握して行うように教わりました。

『バランス反射療法研究会』 の講習では、まず固定の重要さを学びました。
それは、手首の固定一つで 可動・動きの軌道から操法をする目的までが
決まってしまうといっても過言ではない という事でした。

手関節の掌屈・背屈の動きで肩甲骨の前傾・後傾がコントロールされ、
橈屈・尺屈の動きで肩甲骨の回旋(肩甲下角の開き) がコントロールされます。

足関節の背屈・底屈の動きで腸骨の前傾・後傾がコントロールされ、
外転・内転の動きで仙骨の回旋(仙角の振り) がコントロールされます。

したがって、歪みの検査・観察 にて解った骨格の歪みの状態を矯正に導けるように 固定を行います。 
〝固定をきっちりすると 捻じれてしまう〟ではなく、
捻じれが矯正される方向に 捻じる刺激をいれる〟 事が必要となります。

手首を橈屈または尺屈すると、前腕の筋肉が 回内方向、または回外方向に捻じれるので、
患者さんの前腕の筋肉の捻じれに合わせて、橈・尺屈の何れかを 呼吸に合わせて使えばよい訳です。


また、関節を固定するときに、筋肉の流れ方向に合わせて 固定をする事で、
動きの軌道や可動が決まってきます。
手の感覚だけを頼りに 可動・軌道を読まなくても 動かすことができます。


このように 固定一つで、操法の効果が決まってしまうといっても過言ではないといえるのです。



~2012年度5月・名古屋公開セミナー のお知らせ~

5月13日(日) 名古屋駅南 パークホテルつちや にて行います。

講習内容は 下記の通りです。

1.理論講習  歪みの分類と骨格の歪み・椎骨・筋肉の相関性連動について

2.検査法  歪みの観察と万才検査・殿屈検査の実技と検査の目的

3.手蛙操法〈拳上回転操法〉 手技研に伝わる操法。仙骨・肩甲骨の捻じれを整え、
        肩(上腕)の巻き込みを解消し、肩コリや腰痛・自律神経症状に効果がある。

4.腱はじき法  四十肩・五十肩の即効療法。原因となる腱の拘縮を、腱を弾く事で解消                        するオリジナル施術法。


※ 詳しく、わかりやすい資料も配布されます。


『申し込み方法』

【バランス療法研究会】まで、 公開セミナー要綱をFaxか電話にてご請求のうえ、
添付の申込用紙にてお申込みください。

要綱請求の際は、住所・氏名・電話番号・Fax番号を明記の上 Faxされるか 
TELにてお伝えください。折り返し、発送致します。

バランス反射療法研究会ホームページはここをクリックして下さい



[電話]06-6671-9369

[fax to]06-6671-9366



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