2012年度5月 名古屋・公開セミナー 及び 腰痛症に有効なはじき法 [研修会レポート]

5月13日(日) 名古屋駅南・パークホテルつちや にて、
【バランス反射療法・公開セミナー】 が行われました。

【公開セミナー講習内容】

今月が初参加の先生方 及び 4月[大阪]公開セミナーに続いての先生方

<午前>

【バランス反射療法】の理論の根幹となる
歪みの分類と <仙骨・肩甲骨> <仙骨・腸骨>相関性連動について 
当会会長よりホワイトボードにて図示しながら説明がありました。

その後、歪みの観察と検査法 「万才検査・臀屈検査」の実技・解説を、
会長先生が新人先生方の身体をモデルに行い、それが操法により、
どう改善されるかの実技を行いました。
『上肢から仙骨の歪みを整える』 挙上回転操法(手蛙操法) を実践され、
その結果、身体の歪みの何処がどの様に改善されたかを
検査法も含めて体感・観察してもらいました。


<午後>

①検査の実践練習 
 万歳検査においては、当会理論に基づく
 1.肘の伸び縮み=肩甲骨の前傾・後傾 
 2.正中の振り=肩甲骨の外旋・内旋 
 を、区別した検査法の実技・解説

 殿屈検査においても、当会理論に基づく
 正中の振り=仙骨の回旋
 における検査法の実技・解説 

 仰臥位における静止検査として
 肩の巻き込みの解説と観察法

肩甲挙筋 及び 上腕二頭筋腱のはじき法 

4月大阪セミナー参加の先生方は +棘上筋のはじき法

 1.肩甲挙筋と上腕二頭筋の緊張側 をそれぞれ検査により判定する方法
 2.それぞれの筋肉の 緩める呼吸と力をつける呼吸の使い分け
 3.緊張側と弛緩側による 弾く方向と呼吸の使い分け
 4.それぞれの弾きを行う時の 固定場所
 5.弾いた後の 検査での確認と 巻き込みの解消による確認方法
 をふまえての実技・解説

※モデルの方が、首を右に回旋し辛かったので、肩甲挙筋の腱を弾く事で 
回旋制限が解消される事を 解説し、講師が弾いた後 実際に改善されたのを 
確認してもらいました。

又、検査法では、流れの検査の 間違いを防ぐ為の方法として 
講師の先生が考案した 「立位姿勢での正中の振り検査」が紹介されました。
これは、五十肩で万歳検査が困難な場合やぎっくり腰・神経痛などで座位にしかなれない
場合などに、非常に有効になります。
又、「万歳検査・殿屈検査」の判定が正しいかの確認の一つにもなります。


実技実践では、4月から参加のグループと 5月から参加のグループに別れて行いました。
4月から参加のグループでは、復習は勿論、講師先生・はじき法の実技を手取り足取り行った後、
講師の先生に、はじき法を受けてもらい、判定・解説を受ける等、詳しく行いました。

先月は、弾く場所や呼吸を覚えるのに精一杯で、腱を的確に弾く事が出来ずに 
苦戦されていましたが、今回は、指先が的確に腱を捉えれる様になり、
「うまく弾けた!」と笑顔も見られる様になりました。

5月から参加のグループは、各筋・腱の 「場所・ねじれ方」 「はじき法の原則」の解説後
実技・判定の基礎を行いました。


毎年行われる「公開セミナー」は、【バランス反射療法】の全容を凝縮した内容となります。
手技研系研修会からの経験のあるベテランの先生方でも、理論や情報量の多さに驚かれます。
ましてや、それらの経験の無い先生方では、なおさらだと思いますが、
次回の6月からは「定例研修会」となります。「公開セミナー」の内容を
毎月事の「手技・操法」を基に1年をかけ、基礎及び、臨床的観点から学んで頂きます。
2年目には、復習や応用編といった内容になります。
「公開セミナー」の全容を先生方ご自身でも解き明かしてみて下さい。

今回でもみられた、昼休憩時・研修会後など限られた時間ではありますが、
講習内容での質問点・疑問点などは、会長先生、講師陣、他の先生方、
どなたにでも、気軽に質問をして下さい。もちろん現段階レベルに応じての
返答になりますが、臨床における必要内容などの答えは出来ます。
また、名刺交換などでお互いのお名前・お所、の確認や
その他の情報交換など、交流を深める場としてもご利用下さい。
いち早く全員の顔と名前が一致出来る様に会員もお手伝いしたいと思います。

まずは、これから1年間 宜しくお願い致します。

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会員の先生方は

<午前> 

 ①肩甲挙筋、大・小菱形筋のはじき法の復習、
   上腕二頭筋・棘上筋を弾く際の固定場所の確認
 ②中殿筋・大殿筋起始腱 のはじき法
   右流れ・左流れの それぞれの筋肉の歪む方向の確認
   弾く場所・呼吸・方向の講習 
 ③ぎっくり腰の 腱はじき法による対処法


<午後>

上肢挙上回転操法(手蛙操法)の改良点 及び 仙腸靭帯のはじき法
手蛙操法=手掌保持の改良点の確認
仙腸靭帯のはじき法=仙骨の前傾・後傾型 それぞれの、はじく場所・方向・呼吸の確認


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