4月公開セミナー 歪みの法則の理論講習と 即効性のある 『腱はじき法』   [研修会レポート]

2013年度公開セミナーが、4月14日〔日〕に 大阪上本町・吉野旅館にて 開催されました。

前日に、淡路島の大地震がありましたが、淡路・洲本市の新人の先生も元気に出席して下さり
ホッといたしました。

当会会長の坂口明先生のあいさつ、講師の紹介、新人の先生方の自己紹介のあと、
新人の先生と 2年目以降の先生に分かれての講習となりました。

新人の先生は、坂口会長先生による 『バランス反射理論』 の講習の他、
検査法・操法の実際として、万歳検査、殿屈検査、歪みの観察法、
肩甲骨・仙骨の捻じれを調整する<拳上回転操法>を 会長直々に披露して頂きました。

公開セミナーのはじめに、理論講習が行われるのが 当会の特色であり、
『バランス反射療法』 の根幹をなす 理論である 歪みの分類・相関連動の法則 の
講習が必ず講習されます。

肩甲骨、骨盤、椎骨などの 数ある歪みを 〔前後系〕〔流れ系〕〔重心系〕の3種類に分類して、
今回のテーマに関する〔流れ系〕〔前後系〕の歪みを中心として その法則性について
講習が行われました。

この理論を基に、それぞれの系統の 検査や施術法 が確立されており、
例えば、 〔流れ系〕の歪み の観察 ― 〔流れ系〕の検査により 施術部位・施術法の決定
〔流れ系〕の操法・椎骨調整・腱はじき法 >―〔流れ系〕の歪みが調整された事を
検査で確認と言う様に、検査、調整法(施術)が 三系統・三本の線で結びついていくのです


2年め以降の先生は、講師により 実践的なテーマによる講習がありました。
これは、昨年入会された先生から 臨床上困っている事、手を焼いている症状などの
質問、相談を受けた時に、できるだけ簡単で 効果の高い方法をアドバイスさせて頂いています。

そのうち、質問された先生以外にも参考になり、使って頂いた方が良いものを
4月、5月の公開セミナーにて講習する事にしました。

<4月テーマ 交感神経緊張の スイッチを切る方法>

操法を行う時、自然体・リラックスモードで、術者の意図に反して刺激を受けて頂けないケースで、
患者さん自体が無駄な力が入り施術の刺激を入れにくい、意識し過ぎで手伝って動かされる、  
神経が昂ぶりイライラされている、子供さんの落ち着きがなく 施術がし辛い等の場合に 
行うと良い方法です。

仕事・育児・介護や対人関係など 継続するストレスや 突発的なアクシデント・トラブル等で、
交感神経の過緊張が続き、休んでも 疲れが取れない リラックスしようとしても 体の力が抜けない
筋肉が硬直状態で 関節がギクシャクした動きになっている
と 云う方は、患者さんに結構みられます。

これらの方は、交感神経のスイッチが ON になったまま 切れないでいます
この場合、椎骨で言うと 何番の系統に問題があるか を説明した後、
具体的な方法として<耳殻の牽引><僧帽筋起始部の腱はじき>の講習を行いました。

来月は、眩暈やフラつき、耳鳴り等の対処法、顎関節症の腱はじき法
を講習する予定です。
ちょうど 講習会前夜から、右の下顎が腫れて 口が開かなくなられた 先生がお見えになり、
来月の予告がてらモデルになって頂き <顎関節の腱はじき>と<耳殻の牽引>を行った所、
口が開けられる様になられ、帰りには、 「顎の腫れも引いてきました」と喜んでおられました。

この様に、<腱はじき法>は、短時間で行え、関節の可動不全や運動痛に即効があるのが特徴です。
午後は、2年目以降の先生は、通常のカリキュラムに戻り、次の2テーマにて講習がありました。

① 会長先生よる 拳上回転操法の講習
肩甲挙筋の固定場所の確認、拳上と回転のそれぞれの呼吸、戻す時の呼吸

② 講師の先生による〔重心側〕の見分け方・〔仙骨の前傾・後傾〕の見分け方の講習
2年目の先生には、少しレベルが高い内容であったと思います。
DSCN0080.jpg

新人の先生は、 〔前後系〕の歪み を検査する <万歳検査>
〔流れ系〕の歪み を検査する<殿屈検査>をお互いに行う事で、各先生が、
自分の歪みのパターンを認識して頂きました。

DSCN0085.jpg

その結果をもとに、上腕二頭筋長頭腱肩甲挙筋を中心に、<腱はじき法>を実技講習として行って頂き、検査により その効果を確認して頂きました。
DSCN0082.jpg

又、肩甲挙筋の弾き は、 〔流れ系〕の歪み 即ち ―捻じれ― に効果があると言う理論を
呼吸と方向を合わせて弾く事で、首が片側に回旋できなかった何人もの先生が
数回弾いた後に、首が 回し易くなった、回す時の痛みが無くなった事で 
実証し 納得して頂きました。

「今迄、汗流してマッサージしていたのは 何だったんだろう?」 
と 不思議がっておられる先生もおられました。

5月も、同じテーマにての講習が 名古屋会場にて行われますので、ぜひご参加下さい

4月に参加された先生も、5月の名古屋公開セミナーでは、
理論講習は違う切り口でのお話となりますし、

今回、時間を割く事ができなかった 上腕二頭筋の短頭の腱はじき法 や、
四十肩・五十肩に効果が高い 棘上筋の腱はじき法 も講習しますので、
ぜひ、引き続き ご参加下さる事を お勧めします。

2013年度公開セミナーのお知らせ
〔大阪セミナー〕 4月14日(日)上本町 吉野旅館 本年度終了 〔名古屋セミナー〕5月12日(日) 名古屋駅南 パークホテルつちや 

大阪・名古屋のセミナーの内容は基本的に同じですが、
両方出席の場合は レベルを上げて講習します。

〔講習内容〕
理論講習  歪みの分類と骨格の歪み・椎骨・筋肉の相関性連動について

検査法  歪みの観察と万才検査・殿屈検査の実技と検査の目的


実技公開  手蛙操法<拳上回転操法> 手技研から伝わる操法にバランス理論を
        取り入れ、改良した操法になります。
        仙骨・肩甲骨の捻じれを整え、肩(上腕)の巻き込みを解消し、
        肩コリや腰痛・自律神経症状に効果がある。

実技講習  腱はじき法<肩甲挙筋・上腕二頭筋>      
        四十肩・五十肩の即効療法。原因となる腱の拘縮を、
        腱を弾く事で解消するオリジナル施術法。


[申し込み方法]
【バランス療法研究会】まで、 公開セミナー要綱を、FAXか電話 にてご請求のうえ、
添付の申込用紙にてお申込みください。


要綱請求の際は、住所・氏名・電話番号・FAX番号を明記の上 
本部に FAX又は電話 にてお伝えください。
折り返し、発送致します。

『バランス反射療法研究会 本部』


[電話]06-6671-9369

[fax to]06-6671-9366


『ひとさぼ』でのご案内はこちら




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